2006年4月8, 9日の2日間にわたって開催された第6回「チェント・ミリア かみつえ」と
今回初開催の「GARA Di CENTO MIGLIA」写真展をレポートします。
■『GARA Di CENTO MIGLIA』写真展 |
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「人と人とのふれあい」「地域との交流」というテーマを通じ、自動車文化の定着を目指してきましたこのイベントも
第6回目を迎え、今年はイベントと併催して写真展も行われました。
開催場所 : |
阿蘇白水郷美術館 |
開催期間 :
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平成18年3月7日(火)〜4月9日(日) (5週間) |
内 容 : |
2001年から開催の「チェント・ミリアかみつえ」の名場面。
阿蘇・久住の美しい景色の中を駆け抜ける世界の名車たちの写真展
1) |
阿蘇白水郷美術館 |
全紙サイズ 35点
半切サイズ 30点
その他 約20点 |
3) |
車両展示 |
@ ルノー・サンク(1991年式・フランス)
※第1回チェント・ミリアかみつえ参加車両
A オースチン・ミニ・ピックアップ(1968年式・イギリス)
※第3回〜第4回チェント・ミリアかみつえ参加車両 |
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中岳、高岳、根子岳、杵島岳、烏帽子岳の阿蘇五岳を囲むように連なる外輪山が広大なカルデラを形成する“阿蘇”。
1000 メートル級の山々が連なるくじゅう連山の裾野に広がる“くじゅう高原”。
その『阿蘇くじゅう国立公園』の壮大な景色。
あの“ミハエル・シューマッハ”が初めて世界選手権で優勝し、大絶賛をした1周4,674 メートルの世界に誇る国際公認サーキット『オートポリス』と、天領の歴史漂う街、日田市。
そして、『クルマに愛情を注ぎ、人生を楽しむ仲間たち』。
2001年より開催されている『チェント・ミリアかみつえ』はこの素晴しいアイテムの出会いに始まり、たくさんの新しい出会いや交流を生み、多くの感動をつくり出してまいりました。
『チェント・ミリアかみつえ』は、単なる自動車イベントではなく『クルマを通じた文化イベント』を目指しています。
そして今回、私たちの夢がまたひとつ実現することが出来ました。
写真展「GARA Di Cento Miglia」を開催するにあたり、ご尽力いただきました日田市や後援企業の皆様、会場をご提供くださった阿蘇白水郷美術館の皆様、そしてオフィシャルカメラマンの山本遊児氏をはじめとする多くの関係各位に深く感謝申し上げます。
□ GARA Di Cento Miglia = 100マイル競走の意
■日程 2006年4月8日(土) |
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9:30〜10:00 |
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受付/車検(サッポロビール新九州工場) |
10:00〜10:30
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ドライバーズミ−ティング |
10:40〜11:30 |
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スタートセレモニー |
12:00〜13:00 |
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ファームロードWAITA「菜園の風」≪昼食≫スタンプポイント@ |
14:00〜14:30 |
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道の駅「せせらぎ郷かみつえ」スタンプポイントA |
14:30〜15:00 |
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オートポリスパドック(サーキット出走準備)スタンプポイントB |
15:00〜16:00 |
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サーキット・スペシャルステージ |
17:30〜18:00
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阿蘇プリンスホテル ゴール スタンプポイントC |
19:00〜21:00 |
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ディナーパーティー |
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※SPはスタンプポイント |
今年も昨年同様、日田市のサッポロビール新九州工場に参加チームが集まり、安全運転宣言などのセレモニーが行われ、42台の希少な参加車両たちが1台ずつ紹介されスタートしていきます。
各車はコース指示書のとおり市内をしばらく走ると、天領日田の象徴である豆田の古い町並みに差し掛かり、沿道のたくさんの人たちから手旗を振って声援を送られました。
※この模様はNHK大分、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送の夕方のニュースで取り上げられました。
その後各チームは、ファームロードへ向かい雄大な景色の中のドライブを楽しみます。
ランチはファームロードの中程にある、こだわりのレストラン「菜園の風」。
素材を生かしたパスタやスープを、これまた最高に美味しい空気の中でいただきます。
大満足のランチを終えると再びツーリングへ…。
次の目的地は道の駅「せせらぎ郷かみつえ」です。約30分のドライブで到着すると特産の「ゆずはちみつジュース」のサービスとウッドトレーが各参加チームにプレゼントされました。
そして、参加者が待ちわびたオートポリスサーキットでのスペシャルステージ。
3周の完熟走行を終えると各車は指定タイムを目指し果敢にチャレンジします。
ストップウォッチのほか、特製キッチンタイマーなど各チームが秘密兵器(?)を駆使し、ポイントゲットを目指します。
約1時間の走行も全車トラブル無く終え、パドックではワイワイガヤガヤ大盛り上がりです。
1日目のゴールである阿蘇プリンスホテルへ向かう頃には若干日も傾きはじめ赤く染まった阿蘇山のきれいな景色を眺めながら全車無事にゴールへ到着しました。
温泉で汗を流すと夜の目玉、参加者の親睦パーティーが始まります。
オープニング、オートポリスの渡部所長の乾杯から会食が始まり、参加者の結婚や誕生日のケーキが運ばれ皆に冷やかされながらローソクの火を吹き消します。
その後も神秘的な高千穂の夜神楽の披露やじゃんけん大会などなど笑顔の絶えないパーティーとなりました。
■日程 2006年4月9日(日) |
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9:20〜 9:40 |
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ドライバーズミ−ティング |
9:40〜10:00
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阿蘇プリンスホテル スタート |
10:30〜11:00
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俵山・扇坂展望所 スタンプポイントD |
12:00〜13:00
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阿蘇白水郷美術館≪昼食≫スタンプポイントE |
14:00〜14:30
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産山・ヒゴタイ大橋 スタンプポイントF |
15:00〜15:30
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オートポリスフェスティバルガーデン ゴール |
16:30〜17:00
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表彰式(ロイヤルルーム) |
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※SPはスタンプポイント |
2日目も阿蘇のさわやかな景色を見ながら優雅な朝食を取り、各チームが出発の準備を整えます。
ドライバーズミーティングが行われ、コースの注意箇所等の説明を受けた後各車ゼッケン順にスタートしていきます。
シークレットポイントであった大津のポイントも全車通過し、俵山・扇坂展望台を目指す頃には暑いくらいの気温になりオーバーヒートを気にする参加チームが出るほどに・・・。
桜が満開の千本桜の高森峠では花見の人たちの横をくぐり抜け、阿蘇白水郷美術館に若干の遅れで全車到着。5週間に亘る「GARA Di Cento Miglia」写真展では、イベント過去5年の歴史を振り返り、それぞれの勇姿を発見して感心したり、惚れ惚れしたり・・・。
また、館内の美しい芝生のガーデンエリアでのランチに参加者皆大満足でした。
30分遅れで午後のステージがスタートし、産山・ヒゴタイ大橋のポイントをクリアし万願寺温泉、南小国を経由してオートポリスのゴールを目指します。前日のニュースや新聞記事、エフエムラジオ放送などで情報を知った人たちが沿道で声援をおくり、各チームが手を振り返しながらコースを走行すると、まもなく迎えるゴールが寂しく感じる瞬間でもあります。
今年からオートポリスのロイヤルルームとなった表彰式では、スポンサー各社から提供されたたくさんの豪華賞品が入賞者にプレゼントされ、入賞出来なかったすべてのチームにもいろいろな賞品が配られました。
あっという間の2日間でしたが、皆来年の再会を約束して帰路に着きました。
皆さんお疲れ様でした!また来年お会いしましょう!!
■第6回 チェント・ミリア かみつえ 開催概要 |
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■名称 |
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第6回 チェント・ミリア かみつえ |
■開催日
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平成18年4月8日(土)〜9日(日) |
■主催
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自動車道楽倶楽部プレディレッタ |
■共催
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オートポリスサーキット |
■後援 |
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日田市/エフエム小国 |
■大会組織 |
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大会名誉顧問
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井上 伸史(大分県議会議員) |
大会顧問 |
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大石 昭忠(日田市長) |
大会顧問 |
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高畑 龍之介(元上津江村長) |
大会顧問 |
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合谷 隆三(日田自治会連合会理事) |
大会顧問 |
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渡部 達也(オートポリス所長) |
大会会長 |
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田中 泰樹(自動車道楽倶楽部プレディレッタ) |
実行委員長 |
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高谷 克実 (自動車道楽倶楽部プレディレッタ) |
実行委員 |
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大野 俊幸 (クリエイティブオフィス ビーンズ) |
実行委員 |
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古田 正人 (オートポリス) |
実行委員 |
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信岡 謙介 (上津江振興局) |
実行委員 |
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片山 右京 (片山企画) |
競技長 |
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中村 浩一 |
副競技長 |
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田中 勉 |
副競技長 |
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松井 務 |
計時委員長 |
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宮木 俊哉 |
技術委員長 |
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玉井 康浩 |
広報委員長 |
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花田 泉 |
事務局長 |
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坂元 成人 |
マーシャルカードライバー
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木内 真吾 |
オフィシャルカメラマン
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山本 遊児 |
クリエイティブスタッフ
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小野田 加苗 |
クリエイティブスタッフ |
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丹 みづき |
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■協賛・協力・後援 |
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今年も日田市やスタンプポイントの皆様、ご協賛各社様をはじめとする多くの皆様のご尽力によって「チェント・ミリアかみつえ」が盛大に開催できましたことを、主催者と参加者を代表して御礼申し上げます。
早いもので、このイベントも今年で6回目を迎えました。今後も「人と人とのふれあい」「地域との交流」という大きなテーマを通じ
自動車文化の定着を目指していきたいと考えておりますので、引き続きご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
チェント・ミリアかみつえ 実行委員長 高谷 克実 |