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チェント・ミリアかみつえ2024
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2024年4月13日(土曜日)
01日田市/日田駅前通り商店街:スタートセレモニー
絵に描いたような春の好天のもと、我らが親しみのある「天領」日田の駅前にピカピカの名車が集まりました。年代や生産国は様々ですが、どの車も懐かしい姿やオリジナリティーあふれるオーラを輝かせながら元気なエンジン音を発して、2日間のラリーへのスタート準備を調えます。土曜の朝のひととき、日田駅前はタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれました。歴史があり、懐の深い日田のぬくもりにチェント・ミリアは、参加者もギャラリーもスタッフも優しく抱かれるのでした。スタートセレモニーでは、来賓のご挨拶や日田林工高等学校吹奏楽部による楽しく元気の良い演奏演舞が披露され、華やかなスタートセレモニーが行われました。
02日田市/奥日田観光案内所・大山文化センター:スタンプポイント1
2024年4月、オートポリスをはじめとして奥日田の魅力を発信するために開設された奥日田観光案内所。チェント・ミリアでは初めてのスタンプポイントでしたが、参加者の皆さんは順調に到着。開設直後ということもあり、まだまだ認知度も低く見学のギャラリーも少なめでしたが、その分訪れた方は貴重な世界の名車たちを落ち着いて見学することが出来たと思います。
03小国町/北里柴三郎記念館・木魂館:スタンプポイント2
明治、大正の医学の土台を築いた小国町出身の細菌学者北里柴三郎の偉業を伝える北里柴三郎記念館・木魂館。数年ぶりとなるスタンプポイントですが、今年発行の新紙幣に登場し、地域も盛り上がっています。残念ながら、新設された北里柴三郎記念館に立ち寄る時間はありませんでしたが、プライベートでぜひ来場したいと話題になっていました。北里柴三郎記念館・木魂館を運営している「学びやの里」では、学習と交流をテーマにさまざまな活動を行なっているそうです。
04上津江町/オートポリス:スタンプポイント3/スペシャルステージ
1990年以来、日本を代表する、あるいは世界に羽ばたくドライバー、ライダーを輩出した我々スタッフの心の拠り所であり原点でもあるオートポリス。国内最高峰のレースも開催されるレーシングコースでのスペシャルステージは、特別に晴れやかで気分も上がります。ストレートを駆け抜ける往年のスポーツカーがここぞとばかりに躍動していました。
05阿蘇市/阿蘇リゾートグランヴィリオホテル:1日目ゴール
オートポリスのスペシャルステージを終え、阿蘇外輪山を経由して1日目のゴールを目指します。天候にも恵まれ、遠くは有明海も望む絶景の中を走り抜けながらカルデラ内へ下っていきます。ホテルの駐車場へ到着すると、翌日に備えてクルマの点検をしたり、ボディーにカバーを掛け、愛車を労る姿が見られました。
06参加者懇親ディナーパーティー
1日目のラリーを無事に走り終えると、疲れを癒やす天然温泉の阿蘇リゾートグランヴィオホテルで恒例の懇親パーティーが開かれます。広い会場は楽し気な声に包まれ、新たなエントラントが温かく迎えられ、生演奏と地域の食材を使った美味しい食事、フレンドリーな交流で盛り上がりました。チェント・ミリアの自由で快適な空気は、「志は阿蘇の空のように高く、敷居は日本一低く」の精神と何より、ジェントルなエントラントの方々のおかげです。
2024年4月14日(日曜日)
07阿蘇リゾートグランヴィリオホテル:参加者ミーティング/スタートセレモニー
阿蘇リゾートグランヴィリオホテルの広い駐車場は、快晴の朝を迎え「走る自動車博物館」のパドックとなりました。ウォームアップの音が心地よく響き、安全な走行を期してブリーフィングが行われラリー後半に臨みます。ギャラリー、サポーター、ホテルのスタッフに見送られいよいよ2日目のスタート です
08南阿蘇村/白水郷アートプレイス:スタンプポイント4
南阿蘇パノラマラインを下った外輪山を眺める静かな森にある庭園を備えた美術館。南阿蘇の豊かな自然とアートが共存する新たなスポットが2日目初めのスタンプポイントです。特別展示等見学の他、オーナー自慢のスイーツとドリンクが提供され、参加者は束の間の優雅なティータイムを楽しみました。駐車スペースが限られていたため、ピーク時はクルマの出入りが厳しく多少渋滞することもありましたが、参加者の協力や誘導ボランティアのおかげで、事故トラブル無く運営することが出来ました。
09南阿蘇村/阿蘇白水温泉“瑠璃”:スタンプポイント5
「泊まれる道の駅」そよ風パーク。天候にも恵まれたため、地元で取れた山菜を中心とした料理がバイキング方式で提供され大人気となっているレストランマアム前の芝生グランドへ車両を並べさせていただきました。残念ながら滞在時間が限られていたため自慢の食事をいただくことは出来ませんでしたが、各チームへは山都町で作られている特製ジャムがプレゼントされました。
10阿蘇市/阿蘇神社・阿蘇一の宮門前町商店街:スタンプポイント6/昼食
長い年月と高い技術、何よりも大変な労力のもとに復旧された阿蘇神社、特に桜門は7割の部材を再利用し熊本の木材で見事に復元されました。門前町商店街の明るい活気と、阿蘇中央高校の生徒さんの初々しく爽やかなサポート・・・。訪れる度に感じるのは熊本の、阿蘇の人々の大きな活力とこの素晴らしいエリアのポテンシャルです。神々しく交通安全祈願祭が行われ、歴史、情熱、多くの方の笑顔で満たされた濃密な時間。商店街には様々なキッチンカーも出店し、配られたランチチケットで思い思いに昼食を楽しみました。チェント・ミリアの魅力が集約されているような阿蘇神社のチェックポイントでありました。
11山鹿市/歴史公園・麹智城温故創生館:スタンプポイント7
鞠智城跡は、国内の古代山城では似た例を見ない八角形建物が発見され、「八角形鼓楼」として復元しています。韓国の二聖(イーソン)山城でも同じようなものがあり注目され、特別な施設であったことをうかがわせます。敷地内には、温故創生館や「栗と空」という人気スイーツショップがあり、参加者にも「栗纏い」という地元山鹿の老舗「原田食品製造所」のつぶあんを、山鹿和栗ペーストで包んだ上品な味わいのお菓子が振る舞われました。
12山鹿市/八千代座:ゴール・表彰式
今年も山鹿市のシンボルであり重要文化財「八千代座」でゴールを迎え、表彰式を行うことが出来ました。早めにゴールした参加者達は、楽屋や奈落など、客席からは見ることが出来ないステージの裏側を見学し、素晴らしい先人達の知恵と工夫、情熱に胸を打たれていました。表彰式では、もしかしたら、自分の名前が呼ばれるかも知れないわくわく感と、呼ばれなかったかった時の悔しさが交錯しながらも笑顔の絶えない楽しい表彰式が行われました。
13イベントを終えて
今年は2日間とも天候に恵まれ、これ以上はない最高のツーリングラリーとなりました。各所での歓迎や応援も毎年着実に盛り上がりを見せ、このイベントが地域に根付いていると確信出来ました。一方、新しい仲間や来場者も年々増加し嬉しい限りですが、参加者やご見学の方々の安全対策等、注目度が上がれば上がるほど配慮が必要だと感じています。今年も参加者の皆様や地域の方々のご理解とご協力のおかげをもちまして大きなトラブルなく無事にイベントを終えることが出来ました。開催にご尽力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
また来春、笑顔でお会い出来ることを楽しみにしております!